礼も過ぎれば

ジュンジの映画・本・同人・美肌になりつつアンドロイドマッスルに

攻殻機動隊映画感想

はじめまして。ジュンジです。
今日はとてもいいお天気で
あっという間に夏になりそうですね。
夏は動けなくなるので、まだ涼しさが感じられるうちに
精一杯活動しておきたいと思います。

 

まずは映画の感想がいつもメモ帳にたまっていくので
ブログに書いてみますね。

 

攻殻機動隊 少佐とバトーが好きです

 

やっと公開前からスカーレット・ヨハンソンが少佐になる!
と楽しみにはしていた、攻殻機動隊を見てきました。

あまりに前評判が低くて、びくびくして行ったんですが
これでちゃんとアニメ版吹替で見れたら最高なんじゃないかな、
と感動する出来でした。
(時間と場所で字幕を選びましたが、スカヨハのスモーキーな
声も好きです)

スカヨハの少佐が美し過ぎました。
あと思ったよりも全然面白かったです。

トーの素顔が可愛すぎて、なにあの美しい犬…と震えました。
あれは少佐もほだされると思います。
あんな美形だったんですね。

ちゃんと身体も分厚いですし、スカヨハの背が小さいので、
だいぶ大きいバトー
でも顔が…可愛い。笑ってもかわいい。

途中からレンジャー用のいつもの眼になるんですが、
そのシーンでさえ「少佐と一緒」が透けてみえて、
トーの安心感があったので何も問題がなかったです。

少佐のピンチにも必ず遅れるけれど
トーが助けに来るのは確実なので怖くなかったです。
結構ビクビク痙攣する少佐のシーンが多かった気がします。

私を殺せと言われた?に返すバトー
「怒るぞ」と言いながらビール飲んだり
迎えに来たりしてくれるのは、本当に萌えました。
名前も聞いてくれますよ!

 


あと少佐はこれからゴリラになるタイプだと思います。
記憶が改竄されて不安定精神なので弱めに見えますが、
記憶も戻ってバトーもいるし、

いいゴリラになりますよ!最高。

加えて、荒巻さんがたけしさんなのはとても良かったです。
最初は荒巻さんから少佐に

「指示通りに動け!」

とびっくりな指示がきますが、最後には

「お前にまかせる」

に変化していて、スタンドアローン
ゴリラになった!笑い男
と感動もひとしおでした。

あと総理にチクリには行くけれども、
とどめをアウトレイジのごとく
バンバン刺しに行く荒巻さんなので、
凄く手に汗握りました…。
悪役が小物に見える。強い。

たけしさんは動きが速いわけではないんですが、
凄くヤクザ感がある動き方なので、
撃ち合いも映えるというか、なんでしょうね、アレ。
ただの貫録ですか?

すごい衝撃的だったのがトグサがめっちゃトグサでした。

え、
顔で選んだ?

っていうくらい本当にトグサ。実在していたんですね。

 

あとこれは映画独自の設定だと思うのですが、
桃井かおりさんが素晴らしかったです。

英語なのに突き刺さるお母さんオーラに衝撃でした。
日本語話してるんじゃないかと錯覚するくらい
親しみのもてる母の笑顔でした。

皆自分のお母さんを思い出すのでは?

あれ?
うちの母も桃井かおりに似てる!?
としばらく挙動不審でした。

あのシーンは少女漫画的なのかSFの王道なのかベタなんですが、
凄い楽しかったので
桃井さんの力にひれ伏す次第です。

 


そして予告からシンボルとも言える
スカヨハのボディスーツです。

肌色のっぺりし過ぎとも思うんですが、

スカヨハの裸体…!

という衝撃も分かります。
肌色は譲れなかったんでしょうね。
白いボディスーツでもかっこよかった気もしています。

光学迷彩がブレるせいでちょっと太って見えるところもあります。
ロマン詰めてる。ぎゅうぎゅうですね。

アニメの着てる意味あるのかなーっていう白ハイレグも
見てみたかったです。
あの丈の短いジャケットに白いニーハイを合わせるっていう
でもかっこいい少佐っていう、訳のわからないカオスが
すごくいいキャラデザだと思います。

黒いボディスーツのスカヨヘ少佐は
本当にシュッとして見えてカッコよかったです。

そして最後のシーンで摩天楼に落ちる
少佐のシーンリピートがあるんですが、
顔も服も落ち着いて序盤よりも似合ってきていて、

ああ!少佐になった!
私の知っているゴリラの美しい少佐!

という感動がありました。

 

 

映画の建物背景など日本人だと新宿摩天楼を想像しますが、
今回は完全に香港です。

香港の室外機並び過ぎの団地が、
FGOの式さんの空の境界のマンションでした。丸い回廊。
気が狂いそうなのに絶好の不思議な建物です。

あと少佐がまだ自分が機械なのか人間なのか
にふらついて迷っている時に現れる素敵なシーン。

娼婦的な女の子と少佐の触覚を確かめてるだけの
はずなんですが、完全にお色気シーンでした。

あなたの顔がみたい、は完全に原作マンガの百合
イチャイチャシーンですよね!と萌えました。
今思えば、あのマンガ年齢制限はないんでしょうか。

 

今回の多脚戦車はパチモンの先行者なので、
タチコマではないのが非常に残念です。
が、倒す時のシーンのために彼は必要だったんですね。

多脚戦車を乗っ取って大暴れする、というアニメの過去話
の再現のごとく。
メインエンジンをむしり取る少佐の角度、足、力の入れ具合!
完全にアニメ実写でした。

力む感じが素晴らしいですね。

 

お話としては分かりやすいし、
何はともあれスカヨハに少佐をやって頂けるなんて
素晴らしくてすばらしくて。
くわえて、私の萌えはバトーと少佐なので
大変満足な映画でした。

吹替え版だと満足度倍だとおもいます。